11月13日(月)に避妊手術と肝生検を同時にやってきました!
今後の事も考えて手術写真載せてあります。
ここからはギョッとする写真もあるので気分が悪くなりやすい方はお戻りください。
肝生検についてはこちらの記事をどうぞ。
避妊手術の流れ
マリモ本人より飼い主二人が緊張してました( ;∀;)
日帰りで午前中に預けて異常がなければ夕方お迎えです。
簡単に流れを書くと
↓
前日から断食断水(手術中に吐いてしまい気管に詰まるのを防ぐため)
↓
午後手術
↓(体調の回復度合い)
↓
夜お迎え
↓
1週間後抜糸
手術日当日は午前中から病院へ。
ここで手術に関する同意書などをお医者さんに渡します。
そして手術に関する説明を再度受けたのですが
ここで問題が。
猫コロナウイルスの抗体数1600倍。
避妊手術前の血液検査には猫コロナウイルスの検査があります。(ここの病院は必ずやるそうなんですが他の病院では猫コロナウイルスの検査は飼い主さん次第でオプションという場合もあるそうです)
猫コロナウイルス、、、やつか。FIPか。
Twitterのフォロワーさんの中でもFIPと戦ってる猫ちゃんと飼い主さんがいるので知識としては入ってました。
まさかマリモが1600倍の抗体数があるとは、、、。
ここで獣医さんからヒトコト。
当院でも最近1600倍の猫ちゃんで手術をしてコロナウイルスが変異し亡くなったのが2例あります。なので正直なところ慎重に考えたいです。
FIPに変異すると99%の確率で救う事が困難。(残りの1パーセントで元気に回復をしている猫ちゃんももちろんいます。)
2~3週見送ってコロナウイルスの検査をしますか?という提案もありました。
FIPに感染してはいないので数値が変動するかもしれないとのこと。
ただ1600倍の抗体数は普通と言えば普通だそうで避妊手術は飼い主次第に。
少し悩みましたが
パパが大丈夫と言うのでお願いしました。
マリモを預けている間は買い物に行ったり気分を紛らわしていましたが
とにかく携帯ばっかり見て心配してました(ノД`)・゜・。
お迎えと内視鏡映像
この日は夕方から雨が降ってきました。マリモが濡れちゃうよ(´・ω・`)
病院についてから中々呼ばれず…まさか!?っと不安ばかりが募るなか(パパ曰く私の顔色は本当に悪かったそうですw)
診察室に。
そこにはマリモの姿は無く
あったのは切除した卵巣と肝臓が!!ぐぐぐろい・・・。
卵巣の大きさは小指の爪ぐらい。1センチあるかな?ぐらい。
内視鏡映像を見ながら説明を受けました。
マリモの卵巣
ちょっとグロいです。
この上の部分が卵巣です。
焼きながら切り取ります。
発情期中に手術をすると血管がもっとドクドクして太くなっているそうです。
(マリモは発情期が来てから1か月弱空けてます)
簡単に卵巣切除完了。
マリモの肝臓
どうですか!!
このツヤツヤの肝臓!
この丸いのは胆嚢です。
肝臓の下に隠れてます。
ここからは生検鉗子(せいけんかんし)の登場です。
マリモの肝臓をグイっと取ります。
↑白いのは脂肪です。子猫は腹腔内脂肪が多いそうです。決して肥満とかではありません。
これでもかッ!ってぐらいぐいぐいネジネジして取ります。
もう一番血の気が引いた瞬間です(;_:)
今回は2か所から切除しました。
病に侵されている肝臓はガサガサで色つやも悪いので見た目で分かるそうですが
マリモの肝臓は綺麗そのもの。
なのになんで数値だけが高いんだろう…。
先生が気になる点としてあげていたのが肝臓に繋がっている血管。
ここがマリモの場合はめちゃくちゃ・・・。
先生も見たことないそうです( ;∀;)
とりあえず今は検査結果を待つのみ。結果は抜糸の時に確認することになりました。
ちなみにですが肝臓は20%あれば機能するそうで自己回復で元の大きさまで戻るそうです。
エリザベスウェアを着たマリモの登場
マリモに合うサイズのエリザベスウェアが無くw小さいからね
少しきつめのウェアを着て登場!!
この瞬間泣きそうでした(;_:)
そんな大きな手術したわけでは無いのに・・・(/o\)
私たちの顔をみて頑張ってニャーっと鳴いてくれました(T_T)
小さいカラダでよく頑張ったね♪
お疲れさま。
この日は次の朝までぐったりしていて呼吸も少し弱くずーーーーっと心配でついてましたw
麻酔が完全に切れるまで少し時間がかかり瞳孔も開いたままでした(T_T)
翌朝には瞳孔も元に戻り安心★
術後から抜糸はまた次の記事で!(^^)!